こまりごとラボ

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収納・片付け

床にモノが溢れて掃除機がかけられないを道具で解決する

床にモノが溢れて掃除機がかけられず、片づけても部屋が散らかって見える
困った

床にモノが溢れて掃除機がかけられず、片づけても部屋が散らかって見える

解ける

床のモノに「定位置」を作って床から浮かせれば、掃除機がすっと通り、部屋は片づいて見える

読みかけの本、たたみ終わらない洗濯物、通販の段ボール、子どものおもちゃ。気づけば床のあちこちにモノが積み上がって、掃除機をかけるにはまずそれをどかすところから始めなければいけません。どかすのが面倒で掃除は先送りになり、床のモノはさらに増えていく——。

片づけても数日で元通りになるので、自分は片づけが下手なんだと思ってしまいがちです。でも、床にモノが溢れるのは性格の問題ではなく、「そのモノの帰る場所がない」という仕組みの問題です。置き場を道具で用意してあげれば、床は驚くほど早く取り戻せます。

この困りごとの正体

床がモノで埋まるのは、「置き場が決まっていない」ことと「床が唯一の空いている置き場になっている」ことが重なった状態です。こう分けられます。

  • 定位置がない:しまう場所が決まっていないモノは、とりあえず手近な床に置かれる。
  • 床が一番手軽:棚も引き出しも埋まっていると、平らで広い床が最後の受け皿になる。
  • 出し入れが面倒だとしまわない:奥にしまうと取り出しにくいモノは、また床に戻ってくる。
  • 床に接している=掃除できない:モノが床にある限り掃除機は通れず、その周りにホコリがたまる。

裏を返せば、**「モノごとに帰る箱を決める」「よく使うものは動かせるワゴンに」「壁や隙間を使って床から浮かせる」**の三つを道具で用意すれば、床面積が戻り、掃除機が通るようになります。

解決アプローチ

まず効くのは、床に散らばっているモノをカテゴリごとにフタ付きの箱へ入れ、帰る場所を決めてしまうこと。放り込むだけでしまえる箱があると、床置きが激減します。次に、毎日使うものはキャスター付きのワゴンにまとめれば、掃除のときにさっと動かせて床が拭けます。それでも置き場が足りなければ、突っ張り棚や壁面のシェルフで空中に収納を増やし、床にモノを置かなくて済む状態を作ります。

下の処方グッズは、①帰る箱を作る、②動かせる収納にまとめる、③壁・空中を使う、④隙間を活かす、の役割で選んでいます。全部そろえなくても、まずはフタ付きボックスひとつで床の見え方が変わります。

処方 01

フタ付き収納ボックス

無印良品/ニトリ など

¥800〜2,500
なぜ効く
床のモノをカテゴリごとに放り込んで、帰る場所を作れる。フタがあるので上に積み重ねられ、中身が隠れて見た目もすっきり。床置きを箱に集約する土台になる。
向く人
本・書類・おもちゃなど、決まった置き場のないモノが床に散らばっている人。
注意点
同じシリーズでサイズと色をそろえると積み重ねやすく散らかって見えない。重いものを入れすぎると動かしにくくなる。
処方 02

キャスター付き収納ワゴン

山善 バスケットトローリー/無印良品 スチールワゴン など

¥3,000〜8,000
なぜ効く
よく使うものを段ごとにまとめて、掃除のときはワゴンごと動かせる。床に直置きしていたモノが一か所に立ち上がり、その下も含めて掃除機が通せるようになる。
向く人
毎日使うモノが床に出しっぱなしで、掃除のたびに一つずつどかしている人。
注意点
キャスターにストッパーがあると不意に動かず安心。段の耐荷重を超えないように重いものは下段へ。
処方 03

突っ張り棚・壁面ラック

平安伸銅工業/アイリスオーヤマ など

¥2,000〜6,000
なぜ効く
床を使わず、壁と天井や柱の間の空間に収納を増やせる。床に積んでいたモノを空中に移せるので、床面積そのものが広く使えるようになる。
向く人
収納が足りず、置き場がないモノがどうしても床に溜まってしまう人。
注意点
耐荷重と設置幅を確認。突っ張り式は下地の強度と、ずれ落ち防止の補助具の併用が安心。
処方 04

ウォールシェルフ・壁フック

無印良品 壁に付けられる家具/山崎実業 など

¥1,000〜4,000
なぜ効く
壁に棚やフックを付けて、バッグ・鍵・小物を掛けたり置いたりできる。床やテーブルに置きがちな細かいモノの定位置が空中にでき、床が散らからない。
向く人
バッグや上着、こまごました小物をつい床やソファに置いてしまう人。
注意点
石膏ボード用の細ピンタイプなら賃貸でも跡が小さい。掛ける重さに合った耐荷重の製品を選ぶ。
処方 05

隙間ラック(スリム収納)

アイリスオーヤマ/天馬 など

¥2,000〜5,000
なぜ効く
洗面所や冷蔵庫横などの数センチの隙間に差し込んで、床に置いていたストックや細長いモノを収める。デッドスペースが収納に変わり、床の占領を減らせる。
向く人
家具の間の隙間が空いていて、そこに置き場を作りたい人。
注意点
隙間の幅と奥行きをメジャーで測ってから選ぶ。キャスター付きなら引き出して掃除もしやすい。

まとめ

床にモノが溢れるのは片づけが苦手だからではなく、モノの帰る場所が決まっていないからです。まずはフタ付きボックスを用意して、床に散らばっているモノをカテゴリごとに放り込むところから始めてください。それだけで床面積が戻り、掃除機が通るようになります。

毎日使うものはワゴンに、収納が足りなければ壁や隙間に、と役割を分けていけば、床は自然と空いた状態を保てます。一気に完璧を目指さず、いちばんモノが積まれている一角の箱を一つ用意するだけでも、部屋の印象は変わり始めます。

公開: 2026-07-17|掲載の価格・仕様は執筆時点のものです。最新情報は各販売ページでご確認ください。

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